今のWeb制作の問題は、どこにあるのでしょうか?
私はコンテンツ設計にあると、思っています。
コンテンツ設計とは依頼者のビジネスを理解し、集客プロセスをつくり、コンバージョンに貢献するコンテンツを作るという意味です。一般にコンテンツ設計といえば、体系的・階層的に情報を分類することを指しますから、ここでは違う意味で使っています。
コーディングのように専門的なスキルではありませんし、Webテクノロジーとは無縁、デザインのような派手さもありません。ある意味、とっても地味な作業です。Web制作の世界では、完全な脇役でしょう。
さらに不幸なことは、ほとんどが考える作業なので、作業時間が見積もりにくく、費用請求しづらい。制作する立場から言えば、デザインで目立つ方が、注文をとりやすい。これが現実でしょう。
ただし、あなたがWeb制作のプロフェッショナルなら、分かっているはずです。コンテンツ設計こそ、Webサイトの価値を決めてくるということを・・・。
検索エンジンの進歩は、コンテンツの重要性を一気に高めたと思います。Webサイトが上位表示されるかどうかは、サイトにとって死活的な問題で、SEO対策は重要です。
ただし、外部リンクは別にしてサイトの内部構造に限れば、従来のように検索ワードの話でなく、検索エンジンはコンテンツの意味まで判断するようになりました。最も検索者に役立つサイトを、上位表示するよう進化し続けています。
検索エンジンの使命が、検索者が求めるサイトを、上位表示することにある以上、この流れは決して止まりません。検索ワードをタイトルタグに入れるような、基本的なテクニックは残るでしょうが、いかに有益なコンテンツを作るかが、上位表示には必要になっています。
コンバージョンをアップさせるために、アクセス解析を行い、ABテストを繰り返す方法があります。サイトの問題を知り、実際のデータを元にコンバージョンを改善するわけですから、汎用的なやり方に思えます。
ただし、アクセス解析にしてもABテストにしても、問われるのはデータではありません。データから何を考えるかという、仮説を設定する力が勝負の分かれ目です。
ABテストをすれば、まぐれ当たりでコンバージョンがアップすることはあるでしょう。ただし、何も考えずに繰り返せば、行き着く先は袋小路です。思考が伴わなければ、次に打つ手は見えなくなるのが普通です。
このサイトに来るユーザーは、何を思っているのか? 顧客心理を知らずして、仮説を立てることは出来ません。
Webサイトは、SEOやアクセス解析のようにネット固有の領域があるため、本質を見えにくくしています。ただし結局のところ、Webサイトをビジネスに役立てるには、顧客心理という基本に行き着いてしまうのです。
ここまでをお読みになって、あなたは目の前に大きなチャンスがあることに、気づいたでしょうか?
Web制作業の方は、ネットには詳しくても、ビジネスの理解が弱いです。依頼者のサイトに来るユーザーが何を思っているかという、心理面のアプローチは出来ないのがふつうです。
Web集客の急所・改造ジムは、まさにここに焦点をあてるプログラムです。依頼者のビジネスを、商品とお客という視点から整理する。そしてどのようなコンテンツをサイトに加えれば、コンバージョンがアップするかをお伝えしています。
普通の制作会社さんには、このようなノウハウがありません。だからどうしても、入れ物を作るレベルに留まってしまいます。そこから一歩抜け出せば、そこには新しい市場があるのです。
幸い当会には、あなたの見込み客がいます。参加者は全員、Webサイトをどう変えたらよいか、高い関心を持っています。くわえて同じ思考のプラットフォームを共有するので、意思疎通が滑らかです。
営業目的で参加されるのは、ご遠慮申し上げますが、懇親会に参加すれば、仲良くなる人も出てくるでしょう。依頼者と制作会社さん双方にとって、良い意味の架け橋になれば何よりと思っています。
サイトの入れ物だけを作っていても、付加価値は生まれません。スマホやフェイスブックに逃げても、ブームが終われば同じことです。標準化できる領域にいては、行き着く先は価格競争しかありません。
そして価格競争の最後には、大資本が必ず登場します。Webサイトでは、グーグルとJimdoが来ました。生き残るには、標準化できない付加価値を持つしかないのです。
参考までに付け加えれば、当会にはワードプレスで日本トップクラスの、制作会社さんも法人参加しています。社長さんをはじめ、皆さんとても真剣です。コンテンツをどう作るかが、この先必要になることを、誰よりも分かっているからだと思います。
当会の詳しい内容は、下記にありますので、お読みになってご参加ください。損のない投資になるはずです。
Web集客の急所・改造ジムとは? ⇒ プログラム詳細