ブログを書く人を愛している? いきなりこんなこと言ったら、変に思いますよね。女性の方は、ちょっと不気味に感じたかも知れません。ご容赦ください。
少々誇張はしましたが、本心からスゴイと思っています。なぜなら、すごく努力しているはずだからです。2週間に1回でも、書き続けるというのは、本当に大変なことです。
私もブログを毎週書いています。ただ、よくサボります。今月は1度も更新していません。大変なんです、本当に。私の場合、書こうと思えばいくらでも書けると思う。書くことも仕事のうちですから。ただそれでも、億劫になってしまうのです。
普通の方が、日々の仕事をしながらブログを書くのは、さらに大変なことです。それをしているわけだから、書き続けるだけで素晴らしいことなんです。
なぜこんなことを最初に言ったかといえば、ブログを書いている人は、問合せを増やす最短距離にいる。この事実を、まずは知ってほしいからです。
あなたは間違いなく、成果を出す最短距離の位置にいます。実際に改造ジムのメンバーを見ると、ブログを書いている人は早期に成果を出しています。それは次の3点を備えているからです。
この3点はどれも重要ですが、特に最初の「考える癖」が重要です。それは、成果の出ない方は自分の頭で、考えていないことが多い。考える作業は、結構なエネルギーを使います。どう考えるか以前の問題として、考えること自体が面倒くさい。これがふつうの人なのです。
誰もが面倒くさいと思うわけですが、少なくともブログを書いている人は、考えることに馴れています。どんなテーマにしよう。今日の出来事で何を書こうか。他愛のないことを綴っていても、書くときは必ず頭を動かしています。
些細に見えるかも知れませんが、これが意外と大きいのです。ですので、ぜひ自信を持ってください。そのうえで、何が欠けているかを説明します。
では、何が欠けているのでしょう。それは、視点の取り方です。たぶん文章を書くときに、スポットライトを当てる対象を間違えている。本当にチョッとしたボタンの掛け違いなのです。
殆んどの人は、商品だけを考えてしまう。ところがスポットライトを当てるのは、商品ではありません。どんな点を考えたら良いのか、例を挙げて説明します。
あなたが50万円の商品を販売しているとします。ちょっと高いですから、Webサイトは問合せの電話を、求めることになるでしょう。電話がほしいのなら、焦点を当てるのは、お客が電話することのメリットです。
いいですか。商品の素晴らしさではなく、電話することの素晴らしさを伝えないといけない。それは商品を購入するメリットとは、全く違います。お客さんが電話した後、何が変わるかを書いてください。どんなメリットがあるのかです。
このケースは商品を売ることに振り回されて、お客が本当に求めているものを、見失っている例です。
次に資格の取得できる教室で考えましょう。ダンスでもビーズでも、何でもよいです。コースがABCと3つあって、Aコース5万円、Bコース20万円、Cコース80万円とします。
このような場合、Aコースは入門として広くお客を集める。そして段々とB,Cへステップアップしてもらう。こう考えているはずです。そしてほとんどの場合、その資格を取得することが、いかに役立つかという実利を伝えることでしょう。「家事と両立できます!」とか、「自分の強みが生かせます!」いう内容です。
Cコースは、それでよいです。ところが入門のAコースに参加する人は、資格というよりむしろ、ちょっとした空き時間を使って、楽しみを求めてくる。
それは人との出会いだったり、毎日繰り返される日常からの気分転換です。だからAの人に伝えるのは、資格の実利でなく、ちょっとした自分の再発見というように、もっと軽い内容にしないといけない。
分かりやすく言えば、Cコースは生活でAコースは趣味です。だからAコース(入門)の場合は、伝える内容、文章のトーン、画面デザイン、全てを軽いトーンに変えないといけない。AコースとCコースは、同じビーズ教室でも全く違う商品なんです。
商品だけを考えるのでなく、必ずお客と商品はセットで考える。そうしないと、伝えるべき内容を間違えてしまいます。
2つほど例を出しましたが、いずれも商品だけを考えるから、訴求点を間違えています。Webサイトでは、お客の心を見透かすように、ズバリと切り込んでいかないといけない。
そのためには、お客のことを徹底的に理解することが必要です。どこまで深くお客のことを考えるかが、共感してもらえるかどうかにつながり、それが反応率の違いとなって、跳ね返ってくるのです。
ここではブログを書いている方に話したので、かなり突っ込んで説明しました。考えることは、とてもシンプルです。お客を理解すること。これだけです。ただし、それは深く深く理解しないといけない。
あなたがどれほど早く成果を出せるかは、今の段階では分かりません。ただし、ブログを書いているなら、最短距離にいることは「間違いない」と、お約束できます。
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